Column 駄菓子とよみもの

スペシャルBOX1丁目 「ハイエイトチョコ」

「ハイエイトチョコ」

皆さんも、一度は駄菓子屋さんで見かけたことがあるのではないでしょうか?

カラフルに糖衣された粒状のチョコが “∞”の形に並んでパックされている駄菓子屋定番の商品です。

ただ、よく見ると容器の両端には小さな穴が開いており、ここに輪ゴムを通すと、耳に引っ掛けることができ、めがねのように顔につけることができます。

愛称は「めがねチョコ」といわれ、長年にわたり親しまれてきました。

そんな遊び心あふれる「ハイエイトチョコ」が、

今回「駄菓子屋さんごっこ1丁目BOX」に

仲間入りしてくれました🌈

 

今日はそんな「ハイエイトチョコ」を皆さんにさらに楽しんで頂くために、商品の歴史や開発秘話についてご紹介したいと思います。

お話を聞かせていただいたのはこちらのお二人。

フルタ製菓株式会社(大阪市生野区)の取締役兼営業本部長の乾さん(写真左)、企画開発部次長の塩谷さん(写真右)です。

ハイエイトチョコが発売されたのは、

今から56年前の1967年。

1960年代に入り、海外より糖衣チョコ(シュガーコートチョコ)を製造する技術が入ってきて、まずは粒状のチョコレートとしての販売がスタートしました。

その後、錠剤のパッケージよりヒントを得て、粒状のチョコレートのままではなく、ブリスター容器にパックして販売することに。

その際、採用された容器の形が、

「めがね」でした👓

でもどうして、「めがね」なのかというと、、、

 

当時、仮面やめがねをつけて変身できるのは子供たちの一種の憧れでした。

放映されていた特撮テレビ番組も、ウルトラセブン🦸で、“ウルトラアイ”をつけて変身するヒーロー

そんなを当時の子供たちの憧れを商品化した結果、容器の形に「めがね」が採用されたようです。

しかも、ちゃんと耳にかけられるように、容器に輪ゴムを通すための穴まで開けられています。

しっかり仕掛けが入っているのも楽しいポイントですよね👀✨

ただ、「めがねチョコ」とそのまま名付けられることはなく、商品名は「ハイエイトチョコ」となりました。

「めがねチョコ」は愛称として今でも親しまれています。

食べるだけじゃない、変身気分も味わえる楽しい駄菓子🦸🍫

そんな魅力いっぱいの「ハイエイトチョコ」は、発売当初から全国の駄菓子屋さんで大人気の商品となりました。

そして2022年には発売55周年を迎え、通常の6色のチョコレートに水色がプラスされ、7色の糖衣チョコが入った新バージョンが発売されています。

今回、1丁目BOXに入っているのも、この7色のハイエイトチョコになります🌈

そして!!

「ハイエイトチョコ」はそのPRの方法も独特で面白いんです。

それはまた次回の記事にてお伝え致します😊

続く🍫

 

ハイエイトチョコの製造メーカー:

フルタ製菓株式会社

本社 〒544-0023 大阪市生野区林寺6丁目7番22号

URL:http://www.furuta.co.jp/index.html