今まで知っていてくださった方も、ここから初めましての方も、

ちょっとだけ新しくなった「駄菓子屋さんごっこ」のご紹介です。

駄菓子屋さんごっこは、「くじ引きで遊んだり」、「お金の計算の勉強をしたり」など、テレビゲームなどには出せない駄菓子を介したアナログであたたかなコミュニケーションをお家で体験していただくためのキットです。

駄菓子屋さんがまだ当たり前のようにまちにあった頃、大人たちが経験できていたことを、令和の時代の子供たちにも少しでも体験してもらいたい、そんな思いでお届けしております。

ただ、作り手側の当社の本業は、駄菓子メーカーなので、今まで当社のオリジナルの駄菓子のみを詰め込んでBOXを作っていました。

でも、これでは駄菓子屋さんの１番の魅力である、「壁一面に所狭しと並んだたくさんの種類の駄菓子や玩具」は再現できません。

駄菓子屋さんの世界は、本当に多くのおもしろい商品に満ちています。

もちろん駄菓子屋さんの急速な減少により販売を終了してしまった駄菓子も多くありますが、今もなお、日本中を探せばたくさんの駄菓子や小さい玩具たちに出会えます。そして、お菓子を買う主流となっているコンビニやスーパーには置かれていないものもたくさんあります。

これらの多くは、駄菓子屋さんに通っていた世代の大人たちからすると「懐かしいもの」に思えるかもしれませんが、令和時代の子供たちからすれば完全に「新しいもの」です。新たに出会えば、ドキドキするし、ワクワクします。

そんな、日本にある貴重な駄菓子屋さんの文化を、もっと令和の子供達にも伝えたい。「駄菓子屋さんごっこ」をお届けしていく過程で、私たちにはそんな思いが芽生えました。

そして、新たに始まったのが新しいプロジェクト、駄菓子屋さんごっこのスペシャルBOXシリーズです。

このシリーズでは、全国のメーカーさんにご協力いただき、BOXの中に駄菓子屋さんにまつわる色んなものを詰め込みます。

そして、令和時代の子供たちと楽しみながらそれを全国にPRしていきます。

もちろん、今もまだまちに残っている個人商店の駄菓子屋さんにもアドバイスを頂きながら、「駄菓子屋さん」という存在をもっと日常に感じてもらえるような取り組みをおこなっていきたいと思っております。

皆さま、これからどうぞよろしくお願いいたします。

 

たんせいどうの駄菓子屋さん