一粒に想いを込めて65年。
丹生堂本舗は
「子どもにも、大人にも、質の高い駄菓子を提供する」ことをモットーに
造形や生産技術にこだわり、一粒の菓子自体と丁寧に向き合ってきた駄菓子メーカーです。
チョコレート、グミキャンディー、ラムネ菓子
弊社はこの3種の菓子に対し、
・ずっと眺めていられるような「形」
・お子様だけでなく大人の皆様にも好んで頂けるようなしっかりとした「おいしい味」
・それでいて「駄菓子としての安さ」
これらを常に追求し、日々の開発・製造に取り組んでおります。
弊社独自の容器成形ラインを保有し、金型作りから行っているため
常にオリジナリティのある造形の菓子を生み出すことが可能です。
その上、外部委託の必要がない分、質の良い原料を使用しても、価格を安く保つことができます。
いつも目指しているのは、「駄作(ダサく)ない駄菓子」を作ること。
「一粒の菓子」自体に、デザイン性や味・形のクオリティを求め、
お子様にも、それから大人の皆様にも、驚き、楽しんで頂けるようこれからも日々努めて参ります。
ミニプリンちゃんチョコが出来るまで
丹生堂本舗では、安全で安心なお菓子を皆様のもとへお届けする為、細心の注意を払い環境作りをしております。
ここでは、いつもどうやってお菓子が出来ているのか、ヒット商品「ミニプリンちゃんチョコ」を例にご紹介します。
1, エアーシャワー
まず、工場に入る前に手洗い・消毒・粘着ローラー掛けを行い、
最後にエアーシャワーをして完全にホコリ等を払い落とします。
エアーシャワーは外気と室内を遮断する目的もあり、工場内は常に清潔に保たれております。
2, プリンちゃんの材料
ミニプリンちゃんチョコは、2種類のチョコレート原料より作られます。
この時点ではプリンの味はせず、シンプルなチョコレート味のみです。
3, 調合と調整
卵や香料を入れて調整します。
常に混ぜることで、分離や味の変化を防いでいるのです。
4, カラメルチョコの流し込み
調合が済んだカラメルチョコレートを機械に充填し、
規則正しいリズムで型に流し込んでいきます。
5, 振動を与えて整える
型に流し込んだチョコレートの表面を平らにし、空気を抜くため
細かい振動を与えて整えます。
6, カスタードチョコの流し込み
カラメルチョコが敷かれた上に、カスタードチョコを流し込みます。
きれいな2層にする為には、この工程に少し秘密があります。
7, 冷却&最終チェック
チョコレートを5〜6℃の冷気で冷やしたのち、金属探知機にかけて混入物がないかチェックを行い、
更に目視でのチェックを受けます。
8, 完成!
厳しいチェックを通り抜けたプリンちゃんたちだけにラベルが貼られ、個包装されます。
最後に箱詰め作業が終われば、完成です。
9, 皆さまのもとへ
箱詰めされたプリンちゃんたちは、工場からトラックで店頭へ運ばれていきます。
こうして丹生堂の美味しくて安全なチョコレートは、皆様のもとへ届いております。
会社概要
社名 | 株式会社 丹生堂本舗 |
所在地 | 本社工場 大阪府大阪市生野区新今里1-4-15 第二工場 大阪府大阪市生野区新今里1-10-7,8 |
連絡先 | TEL : 06-6752-1985 FAX : 06-6752-7159 |
創業 | 昭和28年4月1日 |
設立 | 昭和49年7月2日 |
従業員数 | 37名 |
資本金 | 1千万円 |
代表者名 | 代表取締役 西 勝弘 |
事業内容 | チョコレート、グミキャンディー、ラムネ菓子の製造、卸し |
主な得意先 | (株)やおきん、正気屋製菓(株)、(株)誠商会、(株)タジマヤ、(株)ドン・キホーテ、(株)イマイ、 (株)龍屋、(株)甲山屋、(株)ハート、Wismettacフーズ(株)、(株)ベストカンパニー、 (株)クリート、(株)アッシュ、谷貝食品工業(株)、(株)タカラトミーアーツ、(株)サンリオ |
主な仕入先 | (株)有友商店、(株)立花商店、(株)前田商店、長岡香料(株)、(株)セロンパック、(株)ハギハラ、 (株)サンリオ、(株)タカラトミー、(株)サンエックス、(株)ソニークリエイティブプロダクツ、 (株)双葉社 |
取引銀行 | 三井住友銀行今里支店、大阪信用金庫今里支店、商工中金東大阪支店 |
事業沿革
昭和
昭和28年(1953年) | 先代社長 西 潤一郎氏が大阪市生野区にて「丹生堂本舗」を創業
岩おこし等の製造・卸売を始める |
昭和31年(1956年) | チョコレートの製造技術を習得
子供向けの商品開発に変更、当たりくじ付菓子を製造・卸売 サッカーボールチョコ(10円当たり付)がヒットし、全国に販売を展開する |
昭和35年(1960年) | ラムネ菓子の製造技術を習得 |
昭和42年(1967年) | 本社工場を現在の住所 生野区新今里1丁目4番15号に移転 |
昭和46年(1971年) | 新本社工場を創設 |
昭和49年(1974年) | 株式会社 丹生堂本舗として会社設立 |
昭和55年(1980年) | 自社で型製作技術を確率し、オリジナリティーの高いチョコレートやラムネ菓子を 商品化出来るようになる |
昭和60年(1985年) | 新社屋である第二工場を開設
包装容器(真空成形品)の設備を整え、自主生産に切り替える |
平成
平成6年(1994年) | グミキャンディーの製造技術を習得
10円コーラボトルグミ(金券当たり付)を発売開始 |
平成11年(1999年) | プリンちゃんチョコ誕生。 ワンショット充填技術習得へのきっかけとなる |
平成13年(2001年) | 第2工場を増築及び大幅改装 |
平成22年(2010年) | 子供対象の駄菓子商品の製造卸し売りを主としつつ、
他社ブランドのOEM商品(チョコレート、グミキャンディー、ラムネ)も手掛ける |
平成23年(2011年) | 台湾から引き合いが来たことで、海外への輸出を始める |
平成26年(2014年) | 本社工場を増築及び大幅改装
包装容器(真空成形品)の設備を整え、自主生産に切り替える |
平成30年(2018年) | 米国・中国・韓国への輸出が伸長する |
平成30年(2018年) | 上海にて開催されるアジア最大級の食料品見本市SIAL CHINA(上海新国際博覧中心)にて
中国側の得意先により弊社の商品が出展される |